改めて、被災地において

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先日、弟と姪が行方不明になった場所が通行可能になったので、行ってきました。現場は写真の状態でした。


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凄まじ過ぎる現実を直視しました。この日は晴天で、青空にすごい違和感を感じてしまいましたが、数多くいた、自衛隊員の人達の懸命な作業を真のあたりにし、感謝の念を強く持ちました。


そして今回、現場に来て改めて思いました。


私の弟は、前にも述べたように自分の娘を保育所に迎えに行って、津波にのまれました。
海岸の近くにある、門脇保育所の子供達は当初、全員避難して高校の体育館にいるという情報を聞いており、唯一の幸いと思い、避難所へ向かいました。しかし、保育所の先生に話を聞いたら、確かに児童は全員、バスに乗ったのですが、弟がすんでのところでバスが発車する前に到着し、娘を自分の車に乗り換えさせて、その直後にあの大津波がきた訳です。


5分、遅く到着していれば娘だけは助かりました。
てっきり孫だけは生きてると信じ切っていた、うちの親父もそういってました。

しかし、どの親も同じ行動をとるはずです。
結果として、そうなっただけなのです。


現に私も3歳の息子がいる、保育所に迎えに行きました。
たまたま、そこの場所が海の近くにあったか、そうじゃなかったかだけの話です。
弟は、奥さんと離婚しており、6年近く、男手ひとつで娘を育ててきました。
最後まで一緒でよかったよね。と思ってやるしかないのです。


そして、週末に炊き出しや物資の配送で各地へ足を運び、そんな境遇の方々と数多く会いました。
僕たちはたまたま、そこの場所にいなかった。ただ、それだけの理由で、生存できてるだけです。
石巻や女川などの被災地に行った時、本当にそう思いました。
亡くなった方々。                                                助かったけど、いろんなものを失った方々。
そして、同じ被災者ではあるけど、まだまだ恵まれている僕たち。


これから、そんな僕たちは何をしていけばいいのでしょうか?


身近な仲間やスタッフにはこう伝えてます。                                少しでも満たされていると思った人は、できることから行動しよう。


仙台の街のど真ん中で、「がんばろう東北」とスローガンを貼ってるだけでは、大被災地の人達に伝わらないし、仮に伝わっても、すぐにでもアクションを起こさないと、がんばりきれないと思います。
今、この時にも電気も水もまったく復興してない地区がまだまだあるのです。


そして、行動と同時にいろんな思いも分かち合いたいです。
すべては他人事ではなく、自分事なのですから。
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by styles-v | 2011-03-31 17:48 | 佐々木ブログ

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